DEVOA Coat ramie high count
2021.09.12 Sunday 18:13
ぼちぼちアウターも入荷してますし、時期的にもBLOGで紹介して不自然ではない気候になってきましたね。DEVOAからはコート2型入荷してますけど、先にトレンチいってみましょう。
素材はラミーハイカウント。現在当店HPに掲載されているスリムパンツと同素材のコートになってます。生地の質感はアルチザンな織りありつつもキレイ目というまさにいいとこどりの素材感。ラミーとはいえ非常に高密度に織り込まれた生地になりますので完全に秋冬物の素材になってます。高密度素材ってパキッと硬い印象なんですけど、生地段階での加工により非常に柔らかく仕上がってますでのでかなり着やすいんですよ。こういうデザインだとスーツの上とか仕事着の上にも着れていいですよね。
着用サイズ(2)、こちらはコンフォートフィットのアイテムになってまして中にはジャケットが着れるくらいの余裕があります。着用撮影時にはインナーに先ほど紹介したシャツの黒をきてます。着用感としては中にジャケットも着れるけど、普段着るとしても大きすぎないサイズ感でしたので、特別ビッグシルエットという訳でもありません。ゴツめのニット着ても普通に着れるくらいというとわかりやすいですかね?コートの場合、中にちゃんと着れた方がいいですよね。
背面は「ウエストベルトで絞ったように出るシワのようにタックをとったデザイン」になってますので、コレ実際に絞ってるわけではなく背面にタックが入ってます。よくみてもらうと両サイド、ウエストのヒモが垂れてるのが確認できると思います。もちろんタックのおかげで腕の可動域も大きくなりますし、着心地も快適に。
で、このベルトですが取り外しはできませんし、ベルトにバックル的な金具もついてません。仮に取り外しできたとしても一般的なトレンチコートの場合はベルトヒモ用のループが残ってしまってあまり見た目が良くなかったりするんですよね、スッキリ感がないといいますか。
このベルト、使わない場合はこんな感じでポケットに突っ込んで着てもOKですし。あまりシルエットを絞らずストンとしたシルエットで着る場合はこの感じがおススメ。
かなりシンプルあっさりな見た目ですけど、仕事とかで着る場合はあんまり派手でガチャついててもアレですしこんな感じが素敵じゃないでしょうか。ディティールもイケてますがそれ以前に生地がだいぶイケてますからね。
ただベルト(というかヒモ)を締めて着るパターンもカッコいいんですよ。バックル金具はないので締めて着る場合は結ぶ感じになりますがこれもなかなかカッコいい↓
いいですねぇ。結び目は2回くらい丸結びして下にグッと引っ張っただけで難しい事や、ややこしい事はしてません。両サイドの垂れてるベルトをただ丸結びしただけですし、めちゃ簡単です。
前開けパターン入れたら3パターン使えますし、このコート単体で少しずつ見た目を変えられるって良く考えるとめっちゃコスパ高いとおもうんですよね。そろそろこういうコートを着たいし持ちたい年代になってきましたよ。
>>DEVOA Coat ramie high count /BLACK ¥121,000-(税込)
蛇足ですが、僕は個人的にトレンチコートって自分が苦手なので展示会で見てもスルーしますし、お店のオーダーでも入れないことが多いですけど(着方が?なよくわからんアイテムや自分が気に入らないものを人に勧めたくないので)、正直今回これに関しては初めて自分も欲しいと思いました。トレンチコートの形や仕様って大概うーん…どやろって思うんですけど、これはちょっと違いました。自分と同じような人結構いると思うんですけど、このコートはそんな人でも結構イケますのでそういう人も是非着てみてください。
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